うちの病院でも医師事務作業補助者を入れています。
(うちではクラークと呼んでます)

 

 

近隣の同規模の病院と比べても、
医師の数に対して多くのクラークを採用しています。

 

 

彼女たち(みんな女性)の働きのおかげで、
医師の事務作業は減ったと思います。

 

 

まあ、確かに。

 

 

でも、義務である32時間の教育とか、
諸々の管理・調整とかで、
私ら医事や診療情報管理系の事務方の
時間が割かれているわけです。

 

 

それに、、、

 

クラークに事務作業を任せることで生まれた空いた時間で、
医師が診療時間を増やしたり、診療や回診を充実させる
、、、んなわけありません。

 

 

事務方としては、
収益アップのためにそれを期待してるんですが、、、。

 

 

まあ、
”医師の負担軽減”
それだけで終わってる気がします。

 

 

いや、いいんですよ。

 

 

医師の労働条件・時間が過酷である、

と国が認めたための処遇改善措置なのですから。

 

 

医師不足解消のためにも、

労働条件を改善して、

医者を目指す若者の減少に

少しでも歯止めをかけたい。

 

 

それが本来の国の目的ですから。

 

 

でもねえ。
事務方としてはねえ、、、。

 

 

厚生労働大臣にお尋ねします(笑)

 

 

事務方が大変になった分は?

 

 

え?

医師の確保は困難だけど、

事務方なんて、すぐに雇えるでしょ?

 

 

、、、いやいや、

病院にも予算や人員配置の規定やら、

いろいろあるんですって。

 

 

”事務事務作業補助者”

なんて加算を作ってくれたら、

雇えなくもないんですけど。

 

 

だいたい、

今の医師事務作業補助者の加算だって、

=クラークさんの給与と考えると、

非常勤で配置するしかない、

そんな程度の収益増ですよね。

 

 

業種問わず、

非正規雇用についての

問題について考えている、、、

 

 

そんなフリをしているだけの

お国の体たらく、

見え見えですけど。

 

 

ねえ?